COVID-19のRapid IgM-IgG Combined Antibody Testは、ヒトの指刺血サンプル中の早期および後期マーカーIgG / IgM抗体を定性的に検出するために使用されるラテラルフローイムノアッセイです。

COVID-19 IgG-IgM結合抗体テストの検出感度と特異性をテストするために、複数の病院と中国のCDC研究所からCOVID-19患者から血液サンプルを収集しました。テストは各サイトで個別に行われました。合計615ケースがテストされました：403（陽性）臨床的に確認された（PCRテストを含む）COVID-19感染患者と212非COVID-19感染患者（212陰性）。ウイルス不活化なしの静脈血の検査結果を表1にまとめました。COVID-19感染患者からの403の血液サンプルのうち、397が陽性であり、98.511％の感度が得られました。 COVID-19非感染患者212名の血液サンプルのうち25検体が陽性で、88.208％の特異性が得られました。

免疫グロブリンM（IgM）がウイルス感染時の防御の第一線を提供し、その後、長期免疫および免疫学的記憶のための適応性のある高親和性免疫グロブリンG（IgG）応答が生成されることは広く受け入れられています。したがって、COVID-19 IgMおよびIgG抗体のテストは、COVID-19感染の迅速な診断に有効な方法です。 IgM抗体の検出は、COVID-19への最近の曝露を示す傾向があります。 IgG抗体の検出は感染の後期を示します。 試験装置には、金コロイド標識組換え新規コロナウイルス抗原と品質管理抗体コロイド金マーカー、2本の検出ライン（GおよびMライン）、および1本の品質管理ライン（C）がニトロセルロース膜に固定されたストリップがあります。 Mは、新規コロナウイルスIgM抗体を検出するためのモノクローナル抗ヒトIgM抗体で固定されています。 Gは、新規コロナウイルスIgG抗体を検出するためのモノクローナル抗ヒトIgG抗体で固定されています。

結果は、血液サンプルとバッファーが試験装置のサンプルウェルに混合されてから15分以内です。

常温に戻してから常温（15℃〜30℃）で行ってください。結果は高温または低温の影響を受けます。

血清および血漿検体は2〜8℃で最大3日間保存できます。長期保存の場合、検体は-20℃以下に保管してください。採血後2日以内に実施する場合は、静脈穿刺により採取した全血を2〜8℃で保存してください。全血検体を凍結しないでください。指先で採取した全血は直ちに検査する必要があります。